【小学生の読書週間】苦手な子でも大丈夫。子供を本好きに育てる秘訣!
こんにちは。今日も「まちこの節約日記」にお越し下さり、ありがとうございます。
我が家の上の子は、本が大好き。
でも、下の子は同じように育てたのに、ちょっと前まで「本なんか読みたくない!」と言っているような子でした。
そんな下の子もこの記事ぐらいから、
やっと一人読みができるようになりほっとしています。
そんな対照的な子ども2人を育ててきて感じる、「小学生までにつけたい読書週間!子供を本好きに育てる秘訣!」を紹介したいと思います。
まずは何よりも「読み聞かせ」
まず、一番重要なのは、みなさんご存知の「読み聞かせ」です。
「読み聞かせ」は親子のコミュニケーションと私はとらえていたので、子供たちが小さい時はそこまで重要視していませんでした。
やっていた時期もあるし、下の子に手がかかりお休みしていた時期もあり。
でも、今は考え方が変わりました。
子供が小学生になった時に、一人で読書をしてほしいと感じているのなら、読み聞かせは必須です。
小学生になったら自分で読むようになるでしょ?と思っている方は要注意。
確かに、何かのきっかけで読書にはまる子もいますが、上の子の友達でもそういう子は少ないです。読む習慣がなければ、本を好きになる可能性は低い。
②文字が読めるようになったら、簡単な本を一緒に音読する
③幼稚園年長さん~小学校1年生までに一人読みに移行
④一人読みができるようになっても、子供が読んで欲しいと言ったり、難しい本は読んであげる
我が家は、こんな感じでやってきました。
たまに、「読み聞かせ」しても、ちっとも本が好きじゃないし、一人読みもしないという子いませんか?
うちの下の子もそうでした。
そういう子は、親が焦らないのが一番です。何かきっかけがあれば読むようになります。今はそのタイミングじゃないと思っていれば大丈夫。
図書館はメリットだらけ。使わなければ損!
二つ目は図書館通いです。これも読書週間をつける王道ですね。
本を買って読み聞かせをするのもいいですが、よほどの経済力と収納スペースがなければ続けられません。
できれば、
・子供が自分で選び、手元に置いておきたいと思う本
・普段、読み聞かせや読書をする本
というように分け、普段読む本は図書館を利用しましょう。
図書館を利用するメリットは、
・借りれる冊数が多い(親子で図書カードを持っていれば、×2冊借りれる)
・本の量・種類が圧倒的に多い
・子供や親が本屋さんで選ぶと決まったジャンルになりがちだが、図書館だと普段手に取らない本を選ぶことができる
・季節の本やおすすめの本のコーナーがあり、自分で探す手間が省ける
・他の図書館から取り寄せたり、予約ができる
・最近の図書館のホームページは充実していて、「貸出ランキング」「予約ランキング」「おすすめランキング」など、人気の本が調べやすく、そのまま予約ができる。
などです。
図書館のデメリットは、ただ1つ。借りに行くのが面倒。それだけです。
使わないのは本当にもったいないなと思います。
できれば、週に1回。借りる冊数によっては、2週間に1回ぐらいのペースで図書館通いができるといいですね。
子供が自分で本を選ぶ

3つ目は、子供が自分で本を選ぶということです。
自分で選ぶって、とても意味があると思っています。
自分で選んだから、読みたい、読んで欲しい。とてつもないパワーがあります。
よく、2~3歳の子で、図書館であれもこれもたくさん本を持ってきて困ることってありますよね。
うちもそういう時がありました。こんなにも持ってきてどうするの~?って。
でも、借りれる冊数までは借りるようにしていました。(重くて嫌だけど)
もちろん、全部読めずに返す時もありますが、「この本いいな♪」と思った気持ちを大切にしていました。
時には親のおすすめの本をこっそり混ぜる
先ほど書いたことと反対になりますが、子供が自分で本を選ぶことを大切にしつつ、時には親のおすすめの本をこっそり混ぜるといいでしょう。
子供って同じ本や同じジャンルのものばかり選ぶものです。
本が好きな上の子でもそうです。
自分で選ぶことは大切だけど、幅広く本を読んだり、1つ上のレベルの本を手に取るためには大人の力が必要になってきます。
子供の好きそうなジャンルで文字数の多い本を選んだり。
最近見たテレビでこんなことに興味をもっていたから、このジャンルはどうかな?
昔、お母さんが読んで面白かった本など。
子供の様子を見て、お母さんが選んであげると意外と喜びます。
国語の読解問題の続きを図書館で借りてくる

これは、上の子にやって効果が高かった方法。
国語の読解問題をやると、上の子が「お母さん、この続きが気になる」と言うことが度々あったので、図書館で本を借りてきました。
そうしたら、とても気に入りその作者の本を全巻借りて読破してしまったんです。
小学生ぐらいになると、本も文字が多く、ぱっと見ただけで自分の気に入る物か判断しずらくなりますが、こうやって国語の読解問題に出てくる本を用意することは幅広い本を手にする有効な方法だと思います。
テレビ、ゲーム、YouTubeなど刺激の多いものは控える
子供が本を読まない!と嘆いているお母さんの話を聞いていると、子供がテレビ・ゲーム・YouTubeなどの刺激の多いメディアに触れていることが多いです。
読書もゲームも趣味なので、どちらがより良いなんてないです。
ですが、受け身でも情報が勝手に入ってくる刺激の強いメディアに長時間触れている子は、読書のように文字から物語を思い浮かべ、主人公の気持ちを読み取るようなものは、面白さが分かるまでに時間がかかりすぎて辛いと感じてしまうのではないでしょうか。
できれば、刺激の強いメディアを与える前に、親子で読書週間をつけて本の面白さを知っていると、そこまでゲームなどにのめりこまないのではないかと考えています。
(うちも夫の影響で多少ゲームをやりますが、気が向いた時だけです)
本はリビングに置く
これは我が家の場合ですが、本は子供たちがいつもいるリビングに置いています。
正確には、
1階に本棚がありますが、ここは子供たちに買ってあげた本と図書館で借りてきて読み終わった本が入れてあります。
そして、まだ読んでいない本だけケースに入れてリビングに置いています。

これね、邪魔なんですよね~。
でも、本棚は1階だけど、そこまで行くのも子供たちは面倒に思うみたいで。行って持ってくるのはまだしも、片付けるのはさらにハードルが高くなるので、こんな感じになりました。
この方法にしてみたら、下の子の本を読む頻度が高くなりました。
どうしてかというと、やはり目に入りやすいからだと思います。
リビングでごろごろする→本が目に入る→あっ、私の借りてきたのだ!→ちょっと見てみよ→全部一人で読む という良い環境ができました。
リビングでなくてもいいですが、子供の目に触れるところに本を置くと読む頻度は高くなります。
本があまり好きではない子には、読んだ本を視覚化する
変化球ですが、下の子にやって効果が高かった方法です。
本があまり好きではないと思っている子供は、
・字がスラスラ読めない
・物語を頭の中で想像することができないからつまらない
・集中力がない
・面白いと思う本に出会えていない
などいろいろ考えられますが、単純に読む自信がついていない子、面白くないと決めつけている子もいると思うんですよね。これ下の子です。
そんな下の子にやったのが、読んだ本を視覚化することです。

読書表というものを作って、自分が読んだ本を書いていくことにしました。
もちろん、読み聞かせで読んでもらった本を書いてもいいし、自分で書けなければお母さんに書いてもらってもOK。
上の子みたいに、のめりこんで本を読むタイプではない下の子にはこれが合っていました。読書表に書きたいから「もう1冊読んでみよう!」「表がいっぱいになったから次も頑張る!」という繰り返しで、自分で読める!という自信がついてきました。
そして、「こんなに本を読んでるなんて、もしかして私も本が好きなのかな?」と思えたようです。
それでも本があまり好きになれなかったら・・・
いろいろ書いてきましたが、上記の方法をやっても全然本に興味がない!という子はいるでしょう。
そんな時は、無理強いしてはいけません。
本を読まなくても、他に好きなことや打ち込めるものがあればいいのです。
漫画ばっかり読んで本を読まない子でもいいんですよ。
漫画面白いですから!
私も小学校の時は漫画ばかり読んでいて・・・高学年~中学生でやっと本に目覚めました。
たから大丈夫。本を面白いと感じるタイミングは人によって違うのですから。
親は、その環境を整えることしかできないのでしょうね。
<最後に>
もし子供の国語の点数が悪い、読解力が足りない・・・と感じるようなら、読解問題の解き方を個別に教えた方がいいかもしれません。長くなったので、そのことはまた別の機会に書きたいと思います。
参考にしているテーマです
☆最期までお読み頂きましてありがとうございました。
お帰りの際にポチッとおして頂けると更新の励みになります!

